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欲しいものをリストアップするときは、「自分との距離」で考えていく。
自分のまわりの欲しいもの
まず近いところから。
一番近いのは自分自身だよね。
ここでは、上から順番にいくよ。
頭から顔、首まわり、と順番に足のつま先までイメージしていく。
頭についてイメージして、欲しいものはどんなもの?
帽子や髪飾りなど、欲しいものはあるだろうか?
顔についてはどうだろう?
化粧品、メガネやコンタクト、サングラス、ピアスなどはどう?
次は首まわり。
スカーフやネックレスなど、欲しいものはある?
こうやって順番に想像していくと、「わたし物欲ってあんまりないから」と言う人でもどんどん出てくると思うよ。
住まいの欲しいもの
足のつま先まで終わったら、次は自分の周りへ広げていく。
自宅のリビングもしくは自分の部屋を頭に思い浮かべてみよう。
そこにあるもので買い替えたいものはある? そこにないもので欲しいものは?
つぎは隣の部屋をイメージして同様に洗い出していく。玄関、キッチン、バスルームと順番に進める。
家の中が終わったら、家の周りについて考えてみる。
庭やベランダはどうだろう? なにか欲しいものはある?
それとも「庭」そのものが欲しいものだろうか?
家の周りにあるものとして、車やバイク、自転車といった移動に関わるものはどうだろう?
生活圏の欲しいもの
自宅が終わったら、職場、習い事の教室など、普段の暮らしのなかで過ごす場所について一通り考えてみよう。
漠然と「欲しいものは?」と質問されても答えにくいけど、「自分との距離」を意識して近いところから遠いところへ順番にイメージを膨らませていくと、かなりの数の欲しいものが見つかったのではないだろうか。
洋服、アクセサリー、時計、ジュエリー、バッグ、靴、傘、コスメ、美容グッズ、健康グッズ、家具、家電、雑貨、パソコンやスマホなどのデジタルグッズ、文房具(ノート、万年筆など)、本、DVD、車、バイク、自転車、趣味や習い事で使う道具、マイホーム、別荘などなど。
「なんて欲深いんだろう」とか「少ないものでシンプルに暮らしたいはずなのに・・・」という心のブレーキをかけないように注意してね。
リストに書いたものを全て買うわけじゃないんだから。
自分が何を望んでいるかを知るために書いているのだから、「こんなに高価なものを買えるわけがない」などと考える必要もない。
「こういうものがあったら心がときめくだろうな」と思うものを遠慮なく書き出そう。