Wish List は本音を炙り出すために書くリスト
「逆算手帳」では、「夢リスト100」ではなく「Wish List 100」を書いてもらっています。
この2つ、「おんなじでしょ」と思われるかもしれませんが、違うんです。
少なくとも私にとっては大きな違いがあります。
「夢リスト」だと、なにか大きなことや立派なことを書かなくてはいけないと思いこむ人が多いみたい。
心で感じることではなく、頭で考えたことを書く人が多いとセミナーで感じました。
だから、あえて「夢」という言葉を使わずに「Wish」という曖昧な言葉を使うことにしたのです。
頭で考えたことではなく、心で感じたことを大切にしましょう!
このリストを書くときに嘘(建前)を書いてしまうと、その後で作成する「ビジョン(ワクワクする未来)」も偽物になってしまいます。
建前ではなく、本音を炙り出してください。
「できるかどうか」は一切考える必要はありません。
カテゴリー分けをする必要もありません(後のステップで分類&整理していきますから)。
心に思い浮かんだことを、ポンポンポンッと書いてみてください。
自分に嘘をつかないために
リストを書くときのポイントが2つあります。
まずひとつめは、「単語」ではなく、「文章」にすること。
・マイホーム
・軽いノートパソコン
・トルコ
こんなリストでは、なにがなんだかわかりません。
どういうところに、どんなマイホームが欲しいのか。戸建てなのか、タワーマンションなのか。海の近くなのか、都会のど真ん中なのか。一軒だけなのか、世界各地に拠点が欲しいのか。
具体的に、詳しく書いていきましょう。
もうひとつは、「語尾」について。
未来のことについて「○○しました」と完了形にするほうが叶いやすいという考え方もあるようですが、私はあまりオススメしていません。
なぜなら、この書き方では本音がわからないから。
上で書いたように、Wish List は本音を炙り出すために書くリストです。
だから無理をせずに、ナチュラルに書いてもらいたいのです。
「○○したい」「○○が欲しい」「○○へ行きたい」というように。
「○○する」と書くことができる項目は、すでに自分の中で決定事項になっているということ。もう既に実現すると自分で受け入れることができている項目です。
「○○したい」は本気度が低いとか、まだ自信が持てていない項目。
「○○したい、かも」と書けば、ビビッていることだとわかります。
今はまだ「○○したい」「○○したい、かも」だったとしても、一年後には自信がついて「○○する」と書けるようになっているかもしれません。
その変化もとても大切です!!!
無理せず、自分の心に正直に、「Wish List 100」を書いてくださいね。
下書き用の「Wish List 100」はこちらからPDFを無料ダウンロードできますよ。
⇒ やりたいことリスト(My Wish List)
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