手帳を使いこなすとは、どういうことか?
「手帳を使いこなせるようになりたい」という声をよく聞きます。
この「手帳を使いこなす」とは、どういう意味でしょう?
手帳を使う目的は人それぞれ。
その目的を果たすことができた時点で、「手帳を使いこなせている」ということになります。
だから、手帳を使うこなすためには使う目的をハッキリさせておくことが大前提となります。
多くの方が「手帳を使いこなせていない」のは、じつは使用目的が不明確なまま「この手帳を使いさえすれば、人生がバラ色になるのではー」と漠然とした期待を抱いた状態で使い始めるからなんですよ。
逆算手帳を使いこなすために必要なことは?
逆算手帳は「こうありたい」を実現するために、ビジョンから逆算して計画を立てるための手帳です。
そして、私がこの手帳を作ったのは「世の中をごきげんな人だらけにする」ため。
夢や目標を実現できた瞬間だけ幸せなのではなく、実現しようと小さな行動を積み重ねるプロセスを楽しんで、ごきげんな毎日を過ごしてもらうためなんです!
つまり、逆算手帳を使う目的は2つになるはず。
1.夢や目標を実現すること
2.毎日をごきげんで過ごすこと
毎日をごきげんで、いい気分で過ごしていると、夢や目標ってどんどん実現していくんですよ。
だって、ごきげんな人の周りにはごきげんな人が集まってきて、前向きにどんどん行動できるようになるんですから。
(もちろん手帳はただのツールですから、上の2つ以外を目的に使っていただくのでもいいんですけどね)
毎日ごきげんになって、夢や目標をどんどん実現するために必要なことって、どんなことだと思いますか?
この答えも2つあります。
1.建前ではない、本物のやりたいことが明確になっていること
2.ワクワクする未来(ビジョン)を具体的に表現できていること
逆算手帳を「使いこなせる人」と「使いこなせない人」の違いとは
昨年、2017年版の逆算手帳を発売しました。
昨年に引き続き、2018年版もお使いくださっている方もいます。
なかには「逆算手帳を買ったのに使いこなせなかった」という声も届いています。
「2017年版を買ったけど使いこなせなかったから、今年こそ!」と気合いを入れて(笑)。
そんな使いこなせなかった方々の様子を拝見していると、どうも2つのことが出来ていないようです。
1.やりたいことリスト(Wish List)を書いていない(書けていない)
2.ビジョンがちゃんと描けていない(見た目が寂しくてワクワク感がない)
2017年版にはやりたいことリスト(Wish List)のページがなくて、別途PDFを配布していました。
なぜかというと、私は誰もがやりたいことリストをノートに書いていると思い込んでいたから。逆算手帳を発売した後で、ほとんどの人がやりたいことリストを書いていないとわかり、ビックリしてPDFを作った次第です。
2018年版にはやりたいことリスト(Wish List)のページを追加しましたよー♪
やりたいことリスト(Wish List)で重要なのは、ちゃんと100個(以上)書き出すこと!
ワクワクセンサーがしっかり機能している人はスラスラ書けるのですが、ワクワクセンサーが鈍っている人は書けません。
途中で「100個なんて無理」と投げ出してしまいます。
私が一番最初にやりたいことリストを書こうとした時は、1個も書くことが出来ませんでした。ワクワクセンサーが完全にダメになっていたんですよー。
ちゃんと書けるようになるには数ヶ月という時間がかかりました。
でも、一旦ワクワクセンサーが機能し始めると、100個なんて足りません!!
200でも300でも、どんどんやりたいことが出てきてしまうんです。
ですから、ワクワクセンサーが鈍っている人もがんばって100個埋めてください。
へんてこなことでもOKです(きっと、へんてこなことがいっぱい出てきます)。
つべこべ言わずに書く! 100個埋める! 無理矢理にでも搾り出す!
これがとっても大切です。
建前じゃなく、本音の「ワクワクする未来」を描く
最初から本音を吐き出せる人もいるでしょうが、たいがいの方は建前が先に出てきます。
でもコボリの教えをちゃんと守って(笑)、やりたいことを100個搾り出そうとすると、嫌でも本音が出てきます。
家族や友人、同僚、世間一般が押しつけてくる価値観ではなく、自分自身が本当に大切したいことはなんだろう?
これを考えるのも、最初はしんどいかもしれません。
ここも、人によっては「がんばる」必要があるかもしれません。
自分と向き合うのは大変だから。
本音の「ワクワクする未来」をビジョンとして設定しないと、ニセモノの人生を送ることになりますよ。
見た目がしょぼいビジョンでは、行動するエネルギーが湧いてこない!
ビジョンの見た目も重要です。黒いペンのみ、あるいは鉛筆で、文字だけで書いたビジョンって、ワクワク感が伝わってこないんですよねー。
下記はお手本になるビジョンの作成例です。
必ずしも「派手にしなければいけない」「可愛くデコらなければいけない」わけではありません。
でも、パッと見ただけで楽しそうじゃありませんかー? (*^▽^*)
「うわーーーっ、楽しそう♪」
そういう見た目になっていると(もちろん自分基準でOK)、毎日眺めたくなります。
毎日眺めているとそれだけでいい気分になるのですが、脳って凄くて、頻繁に眺めて妄想しているとそれを現実だと錯覚し始めるんです。
こうなったらしめたもの。
「どうしたらいいかなー?」「こうしたらいいかも」というアイデアがどんどん出てくるようになりますし、早く実行したくてウズウズしてきます。
途中、やる気が低迷することもありますが、そんな時もビジョンページを眺めるだけで行動するエネルギーが湧いてきます。
そのために、自分がウキウキするビジョンを作成してください!
逆算手帳を「使いこなせる人」になる2つのポイント
逆算手帳はこれ以外にも様々なページがありますし、出来ることが山ほどあります。
私が13年間研究してきた手帳活用術をすべて注ぎ込んでありますから、本当の意味で隅から隅まで使いこなしてもらうのは、なかなか大変です。
でも2つのことさえちゃんとクリアしてもらえれば、逆算手帳を「使いこなせる人」になれます。
1.やりたいことリスト(Wish List)をちゃんと100個以上書き出す
2.ワクワク感あふれるビジョンを作る
ひとりで孤独にこの2つをクリアしようと思うと大変かもしれません。
そんな場合は、逆算手帳のセミナー(「ビジョン作成ワークショップ」)にご参加ください。
ひとりでは出来ないことが、出来るようになります。
※逆算手帳を使ったイベントやセミナー開催、またお仕事に使うためには、 逆算手帳の製造販売を行うGYAKUSAN(株)の認定が必要です。
逆算手帳の背景にある「考え方」をまとめたPDFもありますので、よろしければこちらからダウンロードしてみてください。
⇒ 小冊子「逆算思考で夢を叶える方法」 (無料)